F P Vドローンに挑戦しよう
おウチで遊べる小さなドローンに挑戦してみませんか?
一口にドローンと言っても、撮影用に使う大きなドローンから、Tinyドローンと呼ばれる小さなドローンまでいろいろとあります。
今回は、FPVドローンと呼ばれる小さなドローンについて説明します。
FPVドローンのFPVは、First Person View(一人称視点)による操縦が可能なドローンのことで、さらにドローンレースで使われる小さなドローン(マイクロドローン)、Tiny Whoopのことを指すことが多いようです。
マイクロドローン大きさは65mmと小さく、手のひらにのる程度の大きさ、重さはバッテリーと合わせても30g以下、航空法の適用外となる200g未満のドローンです。したがって航空法に定められる、飛行許可や飛行計画の登録には該当しません。
FPVドローンはもちろん目視で飛ばすこともできますが、操縦者(ドローンパイロット)自身が飛んでいる様な映像を見ながら操縦するのがFPVと呼ばれる由縁です。
ドローンからの映像はゴーグルを使って受信し、それをパイロットが目に装着することで、ドローン視点での映像を見ながら操縦する事が醍醐味です。
ドローンとゴーグルの間は、5.6Ghz帯の電波を使って映像を伝送します。ドローンが映像電波を発信する事で、ドローンを無線局として登録する必要があります。そして電波を発信する(扱う)ために、アマチュア無線4級以上の免許が必要となります。このあたりのお話は次回以降にし、今回は必要な機材をご紹介します。
今回の機材は、全て大阪府堺市にあるフライトベース堺さん(https://shop.kigarudrone.com/)に教わって、一式揃えました。
でわ、私の揃えた機材のご紹介です。
まずは、1丁目1番地のドローン。Happymodel Mobula6 1S 65mm Brushless Whoop BNFです。ブラシレスモーターの19000kvを搭載し、送信機とのプロトコルはS-FHSSを選択しました。VTXの系統図も付けてくれるので、無線局の開設に使う事ができます。この辺りの細かな情報は、また勉強して説明したいと思います。
次はプロポ(送信機)です。Jumper T8SG V2 Plus V3 Carbon Special Edition マルチプロトコル 2.4G 12CH プロポ送信機。最初は、上位モデルのT16が良いかなと考えていたのですが、現場で実機を触ってみて、大きさや重さ、手のフット感からワンサイズ小さいT8SGにしました。結果的に気に入って使ってます^^
ゴークルは、FatShark Recon V3 FPV Goggles(DVR付)。見た目はボリュームがあって重いのかなと思ったのですが、ズゴイ軽量でビックリしています。ディスプレイには、ドローンのバッテリー電圧やプロペラの稼働時間(ARMED)も表示されるので、安心して飛ばす事ができます。
最初は、目視でのホバリング練習をしているので、ゴーグルよりモニタータイプの方が便利そうと感じてます。Eachine LCD5802D 7インチLCDスクリーンFPVモニター Gデュアル受信機40 CH (DVR機能付)
ここまでの3以外にも、ドローン用のバッテリー(6本)、充電器、電圧チェッカー、プロポ用のバッテリー、交換用のプロペラなど必要なものを教えていただき、合わせて購入しました。
ドローンからは、5.6Ghzの電波を発信するため、無線局の登録(追加)が必要なので、すぐに飛ばす事は出来ませんが、次回以降に無線局の登録についてや、開局できるまでに挑戦したドローンシミュレータについて、自宅での練習について等をご紹介したいと思います。